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実験&比較

一般的な除菌剤成分との比較表

OXシリーズ(イオン交換法)製造特許 次亜塩素酸水(電解次亜水・中和次亜水) 次亜塩素酸ナトリウム(電解法・中和法) アルコール
除菌力 高濃度で効果あり
消臭力 ×
濡れた場所 ×
ウイルスへの効果 ウイルス除去までに時間がかかる
保存性 濃度が安定ただし熱に弱い ×濃度が安定しないから保存に向かない ×濃度が安定しないから保存に向かない
臭い 極めて軽い塩素臭(反応時) 軽い塩素臭(反応時) 強烈な塩素臭 揮発性の刺激臭
毒性 なし! なし! 皮膚に強い刺激
経口摂取不可
皮膚膜を溶かす、皮膚乾燥、アレルギー
可燃性 なし! なし! なし! 火気注意
pH 微酸性
pH5.2-5.8
微酸性
pH5-6.5
アルカリ性
pH8-9

除菌力・消臭力の実証実験

「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(旧薬事法)に基づき、特定のウイルスや菌の名称を記載することができませんが、外部機関の試験において、季節性のウイルスや突発性ウイルスなど、特定の菌・ウイルスを99.9%除去するという結果を得ています。

菌・ウイルス抑制実験

某一般細菌でのグラフ
某一般細菌に関するOX MISTとOX SHOWERの試験結果
■試験方法
試験資材及び対照資材を滅菌試験管に入れ、試験資材である検査商品1と2が10mLに対し、検査菌液を0.1mL添加してよく混合した。阻害効果の無いように100分の1の量の細菌液を投入して試験品が薄まらないよう設定。その分、細菌量は十分量を投入。
試験設定に従い、混合直後及び室温で一定時間反応させた後、残存する生菌数を微生物検査方法に従い測定した。
■検査商品
  • 試験区1(検査商品1)次亜塩素酸水 OX MIST 50ppm
  • 試験区2(検査商品2)次亜塩素酸水 OX SHOWER 100ppm
■検査の方法について
  1. 検査は、一般的な検査方法を基準に試験品以外の効果を除外するような形で実施。
    OX MIST及びOX SHOWERを通常の使用環境で想定しうる最大量以上の細菌数と接触したときに、「どの程度の試験液(OX MIST及びOX SHOWER)があれば除菌ができるか」といった基本性能を中心に行った。
  2. 検査菌にOX MIST、OX SHOWERの(次亜塩素酸水)がしっかり浸るように吹きかけ、すぐに拭き取らずに菌接触後10秒程度後に測定した試験結果である。
  3. 検査は実際の使用環境を想定して実施。
    除菌剤のスプレーを何か付着している対象物に対して使用する場合、少なくとも2~3回のスプレーを想定。1回のスプレーに通常0.3mL、3回のスプレーで約1mL、付着物に関してピンポイントで何かが付着していた場合0.1mLの雫状となる。微量に液体が膜状に付着している程度だと液滴1滴程度で0.01~0.02mL程度と推定される。
    上記の場合(OX検査商品)と(検査菌液)の比率は100:1となり実際の使用環境は試験条件とほぼ同じ条件となる。

※試験結果は試験空間で確認されたものであり、実際の使用環境での効果を保証するものではありません。

※すべての菌を除菌するわけではありません。

季節性ウイルス・突発性ウイルスのグラフ
季節性ウイルス・突発性ウイルスに関するOX MISTとOX SHOWERの試験結果
■試験方法
試料1mLに対し、供試ウイルス液1mLを混和した。
混和直後と指定時間後にSCDLPブイヨン培地を18ml混和し、細胞接種用の試験液とした。
■ウイルス感染価の測定
ウイルス宿主細胞によるプラークアッセイ法に基づきウイルス感染価を測定し、接種から2~3日後に固定染色を行い、形成されたプラークを数え、試験液20mL中のウイルス数を対数値に換算し単位を「PFU/sample」とした。

※試験結果は試験空間で確認されたものであり、実際の使用環境での効果を保証するものではありません。

※すべてのウイルスを除去するわけではありません。

消臭実験

市販の除菌消臭剤A社B社とオックスミストで消臭実験を行いました。

A社、B社消臭剤:マスキング方式
芳香剤でニオイ成分をかぶせてしまう消臭で、いい匂いの香り分子で悪臭を感じさせなくするまで沢山ばらまき、悪臭分子を包み込んでわからなくする方法です。
臭いの元は残るので常に香りを出し続ける必要があります。基本的に悪臭分子がなくならないので後から臭いがよみがえってきます。
オックスミスト:酸化分解方式
次亜塩素酸の酸化力により、悪臭分子と結合しニオイの元を分解しながら消臭する方法物質の酸化を促進させるので強い消臭と即効性が期待できます。

タバコ臭除去の実験

■実験内容
タバコの吸殻入れに入っている水をガーゼに数滴垂らし袋に入れ、各スプレー1回を噴射し臭気センサーで計測しました。(臭気センサー計測可能最大値992まで)

A社及びB社の除菌消臭剤は、臭いを包み込むマスキング方式です。
化学物質が残留しているため、10分後も臭気数値が高くなっています。
品名 1分後 5分後 10分後
吸い殻入れの
水のみ
臭気数値108 臭気数値103 臭気数値100
A社除菌消臭剤 臭気数値992 臭気数値992 臭気数値992
B社除菌消臭剤 臭気数値992 臭気数値992 臭気数値992
OXミスト 臭気数値89 臭気数値26 臭気数値-2

アンモニア臭除去の実験

■実験内容
乾いたおしぼりにアンモニア水を3滴しみ込ませたものを袋に入れ、各スプレーを3回吹きかけ、臭気センサーで計測しました。(臭気センサーで計測できる最大値は992まで)

A社及びB社の除菌消臭剤は、臭いを包み込むマスキング方式です。
化学物質が残留しているため、10分後も臭気数値が高くなっています。
品名 1分後 5分後 10分後
アンモニア
水のみ
臭気数値362 臭気数値358 臭気数値356
A社除菌消臭剤 臭気数値992 臭気数値992 臭気数値992
B社除菌消臭剤 臭気数値992 臭気数値992 臭気数値992
OXミスト 臭気数値268 臭気数値150 臭気数値082

実験結果

A社、B社の数値は芳香成分に反応して計測上限値になっています。ニオイの残らないタイプという表示もあったが、実際には他のニオイでマスキングしており、10分後もニオイが残留しています。これは化学物質や香料がそのまま残留し続けているということです。オックスミスト(50ppm)は時間経過とともに数値が減少しており、悪臭を消臭していることがわかります。

花粉実験

■実験内容
この実験ではスギ花粉を担体に塗布し、室内にて1時間乾燥させました。担体はカーテンや衣類などの繊維質表面を想定し、ろ紙を用いた実験です。

グラフを見ると、浸漬、スプレー、噴霧の順で減少しています。この実験結果から、50ppmの微酸性次亜塩素酸水溶液は「スギ花粉Cryj1」を減少させることができるといえます。
【スギ花粉アレルゲンに対する不活性化効果】
日本防菌防微学会第38回年次大会要旨集より抜粋

花粉における空間噴霧の有効性

日本防菌防微学会第43回年次大会要旨集より、次亜塩素酸水溶液における「霧化微細粒子による空中浮遊菌の室内での落下効果」が確認されています。

■実験内容
弱酸性次亜塩素酸水溶液の超音波霧化における霧化器からの距離と落下菌数(空間噴霧)を調査。(室内空間190?、次亜塩素酸水溶液pH6.0/50ppm 霧化時間8時間)

花粉のサイズ:30~40ミクロンに対して、超音波噴霧された弱酸性次亜塩素酸水分子は、3~5ミクロン以下という
極めて小さな粒子のため、空中浮遊菌と同じように花粉に付着して落下させることができます。
【弱酸性次亜塩素酸水溶液の超音波霧化における霧化器からの距離と
落下菌数(空間噴霧)】日本防菌防微学会第43回年次大会要旨集より抜粋

有効塩素濃度の経時変化比較試験

未開封の商品による加速試験を行い、12か月相当の経時変化を比較しました。
(※加速試験による調査は、実際の経過日数とは異なります。)
電気分解、2液混合で製造した次亜塩素酸水は時間の経過とともに濃度が落ちていますが、当製法の次亜塩素酸水は濃度が安定しています。

※検体を40℃±5℃の恒温器内で保管し、一定時間経過毎に計測(医薬品の安定性試験ガイドラインを参考に実施)

※ボトルは未開封でキャップを装着した状態で保管

OXシリーズのエビデンス・安全性データについて

OXシリーズは、原料メーカー協力の元、第三者機関によるエビデンス、安全性データを取得し販売しています。
原料メーカー実績を合わせ既に80万L以上、業務用として環境清掃・空間衛生として使われていますが、人体への影響に対しての報告は1件もございません。
雑貨品ということもあり厚生労働省(薬機法)の意向に沿ってデータの公表は控えていましたが、経済産業省の発表を踏まえ、今後公表希望者には開示致します。

  • 抗ウイルス性試験
  • 抗菌力評価試験
  • 皮膚一次刺激性試験
  • 急性経口毒性試験
  • 眼刺激性試験
  • 食品添加物規格試験
  • 消臭試験